中秋の名月を撮影しました。
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9月17日、晴れ間もあったので中秋の名月を天体望遠鏡を使って観測しました。
中秋(ちゅうしゅう)の名月とは、旧暦8月15日の十五夜に月見をする習わしのことです。
旧暦では秋を7月~9月としており、その真ん中にあたる8月15日を中秋と呼んでいました。この中秋にあたる8月15日の夜に昇る月を「中秋の月」と呼び、さらにこの頃の月が特に美しく見えることから、「中秋の名月」と呼ばれるようになったとされています。
ちなみに、実は、中秋の名月が必ずしも満月とは限りません。むしろ満月と同日にならない年の方が多いのです。その理由として「月の軌道が楕円形であること」が挙げられます。旧暦では新月から満月までをおよそ15日としていますが、実際には月の満ち欠けの周期は一定ではありません。月によっては、15日より前に満月になることもあれば、15日を過ぎてから満月になることもあります。これは、月の公転軌道が楕円形であり、新月から満月までにかかる日数が最大で15.6日、最小で13.9日と大きく変化するためです。
これからの季節は、日没も早いので夜の月を見る機会も多くなります。ぜひご家族で観測してみてはいかがでしょうか。
中秋の名月を観測していたら、富士山も見えましたので撮影しました。
- 2024年09月27日 14:26